IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~

IT活用, IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~

ITを活用して普段の業務を行っていると、パソコンの動きがおかしくなってしまったり、突然インターネットに繋がらなくなってしまったりといったトラブルに遭遇することがあります。

IT活用 ~トラブルシューティング編~では、パソコンに関する簡単なトラブルが発生してしまった場合の対処方法をご紹介しました。しかし、パソコンに関するトラブルは幅広いため、簡単に解決できる問題ばかりではありません。

トラブルシューティング 中級編 パソコンで起こるトラブルに対処する方法をご紹介します
そこで今回、IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~として、より複雑な問題に対処する方法を以下のようにご紹介します。

1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった

パソコンは数多くの機種が出回っており、またパソコンで使用する機器も数え切れないほど多くの種類が販売されています。そのため、発生するトラブルの解決方法は多岐に渡ってしまい、あるパソコンで有効だった対処方法が、他のパソコンでも有効な対処方法であるとは限りません。しかし、今回ご紹介する対処方法を参考にすることで、トラブルを解決する手掛かりを得ることができるようになり、自分でトラブルに対処できるようになります。
IT資産を活用した業務でトラブルが発生した場合は、IT活用 ~トラブルシューティング編~とともに、IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~を是非、お役立てください。


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1.パソコンから異音が出るようになった

IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~


パソコンを使った作業を行っていると、今までは何の問題もなかったパソコンから、突然、「ピーッ」という音が出ることがあります。この「ピーッ」という音はビープ音といい、パソコンに何らかのエラーが発生した時に、エラーの内容をパソコンの利用者に知らせるための仕組みです。

パソコンからビープ音が鳴ったとしても、問題なく使える場合もあります。そのような場合は、ビープ音を気に留めず、作業を続けるかもしれません。しかし、発生している問題を放置しておくと、パソコンが起動しなくなるなど、大きな問題に発展する可能性もあります。パソコンからビープ音が出るようになった場合は以下の方法を参考に、ビープ音の発生原因を把握し、対処が必要な場合は早めに対処しましょう。

注意点として、ノートパソコンやデスクトップパソコンのケースを開けてしまうと保障の対象外となってしまうことがあります。保証期間内であったり、サポートが付加している場合は、そちらを利用するようにしてください。
また、今回ご紹介する対処方法を実施する場合には、ご自身の責任で行うようにしてください。


1.BIOS(バイオス)の種類を確認する

ビープ音はバイオスというプログラムが出す警告音です。このバイオスというプログラムは、一般的なパソコンには標準で組み込まれており、キーボードやディスプレイなどのハードウェアとのやり取りには欠かせないプログラムです。パソコンで発生したエラーをバイオスが検知すると、発生したエラーごとに異なるパターンのビープ音を鳴らします。

バイオスにはいくつかの種類があり、種類によって、ビープ音が示すエラーの内容も異なりますので、パソコンのバイオスの種類を確認する必要があります。バイオスの種類を確認するには、[スタート]-[アクセサリ]-[システムツール]-[システム情報]のシステムの概要画面のBIOSバージョン/日付から確認することができます。


システムの概要画面

バイオスの種類はパソコンの電源投入時にも画面に表示されますので、万が一パソコンが起動できなくなった場合は、電源投入時の画面で確認してください。


ビープ音の組合せ 2種類の音の組み合わせでビープ音は構成されています
2.ビープ音を確認する

ビープ音には、「ピーッ」と長く鳴る音と、「ピッ」と短く鳴る音の2種類あります。長く鳴る音と短く鳴る音を組み合わせることにより、様々なエラーが通知できるようになっています。

ビープ音は一定のパターンで鳴りますので、どのようなパターンで鳴っているかを確認してください。ビープ音のパターンがよく分からない場合は、パソコンを再起動してください。パソコンを再起動することで、ビープ音の鳴り始めからのパターンを把握することができます。



3.バイオスごとのエラー内容を確認する

上記の通り、ビープ音はパソコンに組み込まれているバイオスごとに意味合いが異なります。そのため、ビープ音が示しているエラー内容を一意に示すことができません。

1.BIOS(バイオス)の種類を確認するで確認したバイオスの種類と、ビープ音という単語をインターネットで検索して、鳴っているビープ音が示しているエラーの内容を確認してください。ここでは、システムの概要画面のLENOVOのバイオスを使用している場合のビープ音とそのエラーの内容をご紹介します。より詳しい内容については、Beep and no beep symptoms - ThinkPad Generalを参考にしてください。

ビープ音 処置または、原因
1回のビープ音 ディスプレイのコネクタを差し直す
ディスプレイ組立部のエラー
外部ディスプレイのエラー
システムボードのエラー
1回の長いビープ音と
2回の短いビープ音
システムボードのエラー
ディスプレイ組立部のエラー
メモリのエラー
2回の短いビープ音と
画面上にエラーコードが表示される
エラーコードを確認
2回の短いビープ音 システムボードのエラー
メモリのエラー
3回の短いビープ音、停止、
3回の短いビープ音、
1回の短いビープ音
メモリのエラー
システムボードのエラー
1回の短いビープ音、停止、
3回の短いビープ音、停止、
3回の短いビープ音、1回の短いビープ音
メモリのエラー
システムボードのエラー
カーソルだけの表示 OSの再インストール
4回の短いビープ音の
4回の繰り返し
システムボードのエラー
(セキュリティチップ)
5回の短いビープ音 システムボードのエラー


ビープ音のエラー内容に対する対処方法には、パソコンのケースを開ける必要があるものもあります。しかし、パソコンのケースを開けてしまうと保障の対象外となってしまうことがあります。保証期間内であったり、サポートが付加している場合は、そちらを利用するようにしてください。
また、今回ご紹介する対処方法を実施する場合には、ご自身の責任で行うようにしてください。

今回は、パソコンから異音が出るようになった場合の対処方法をご紹介しました。ある日突然パソコンから異音が出るようになった時は、これらのことを一度確認してみてください。
次回は、インターネットに繋がらなくなった場合の対処方法をご紹介します。

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IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~ 目次


1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった


2.インターネットに繋がらなくなった 中級編

IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~

インターネットを使って調べ物をしようとインターネットエクスプローラーなどのブラウザを起動した時に、以前までは何の問題もなくインターネットに繋がっていたパソコンが、いつの間にかインターネットに繋がらなくなってしまったという経験はありませんか。

インターネットに接続できない原因は多々考えられますが、パソコンの設定やインターネットへの接続状況を確認することで、対処できる場合があります。
パソコンがインターネットに繋がらなくなってしまった場合は、以下のことを確認してみてください。


1.ケーブルや中継機器の確認をする

インターネットにつながらなくなってしまった場合、まずはIT活用 ~トラブルシューティング編~3.インターネットに繋がらなくなったでご紹介した内容を確認してください。ちょっとした見落としでインターネットに繋がらなくなっている可能性もありますので、もう一度確認してください。


2.ネットワーク設定の確認をする

パソコンのネットワーク設定が正しいかどうか確認するため、[コントロールパネル]-[ネットワーク接続]、または、[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]-[ネットワーク接続の管理]を開き、使用するネットワークを右クリックして、プロパティを選択してください。Windows Vistaを使用している場合はユーザーアカウント制御ダイアログが表示されることがありますが、続行を選択してください。選択すると、以下のような画面が表示されますので、インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)、または、インターネットプロトコル(TCP/IP)を選択し、プロパティボタンを押してください。


接続のプロパティ画面

プロパティボタンを押すと、以下のような画面が表示されます。このIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーのアドレスが変更されていないことを確認してください。IPアドレスとDNSサーバーのアドレスを自動的に取得するように設定している場合は、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーのアドレスは表示されません。


インターネットのプロパティ画面

IPアドレスとDNSサーバーのアドレスを自動的に取得するかどうか、設定すべきIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーのアドレスが分からない場合は、プロバイダの設定情報を参照するか、ネットワークの管理者にお問い合わせください。


3.ネットワーク通信の確認をする

パソコンのネットワーク機器に問題がないかどうか確認するため、[スタート]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を選択してください。選択すると、以下のようなコマンドプロンプト画面が表示されます。このコマンドプロンプト画面に「ping localhost」と入力し、Enterキーを押して、表示される結果の損失(Lost)部分が0(0%)であることを確認してください。損失の結果が0でない場合は、パソコンで使用しているネットワーク機器やケーブルに問題が発生している可能性があります。


「ping」コマンドの実行画面

また、パソコンが通信可能な状態か確認するため、2.ネットワーク設定の確認をするで設定したIPアドレスに対してpingコマンドを実行してください。IPアドレスを自動取得に設定している場合、コマンドプロンプト画面で「ipconfig」と入力し、Enterを押すと、以下のように設定されているIPアドレスが表示されます。「ping 設定したIPアドレス」を実行して、損失の結果が0であることを確認してください。


「ipconfig」コマンドの実行画面

2.ネットワーク設定の確認をするでIPアドレスを自動取得に設定している場合、ipconfigコマンドを実行後に表示されるIPアドレスが169.254という番号で始まっている場合は、IPアドレスの自動取得が正常に実行されていません。IPアドレスを割り当てる機器を再起動するか、ネットワークの管理者にお問い合わせください。

設定されているIPアドレスと正常に通信できている場合は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスにもpingコマンドを実行して、損失の結果が0であることを確認してください。


4.名前解決の確認をする

インターネットに接続する際に「www.google.co.jp」や「www.yahoo.co.jp」という名前で接続するためには、名前解決が正常に実行されている必要があります。名前解決が正常に実行されているか確認するため、コマンドプロンプト画面で「nslookup www.google.co.jp」と入力し、Enterキーを押してください。コマンドプロンプト画面に以下のような「見つけられません」や「can’t find」という結果が表示されている場合は、名前解決が正常に実行されていません。


「nslookup」コマンドの実行画面

名前解決が正常に実行されない原因として、DNSサーバーの設定が正しくない場合と、DNSサーバーが停止している場合があります。DNSサーバーの設定を変更するには、2.ネットワーク設定の確認をするでご紹介した、DNSサーバーの設定を変更してください。DNSサーバーのIPアドレスがわからない場合は、プロバイダの設定情報を参照するか、ネットワークの管理者にお問い合わせください。DNSサーバーの設定を正しく変更しても名前解決が正常に実行されない場合は、DNSサーバーが停止している可能性がありますので、ネットワークの管理者にお問い合わせください。


5.プロキシサーバーの確認をする

ここまでの確認を行っても、インターネットエクスプローラーなどでインターネットに繋がらない場合は、プロキシサーバーの設定が変更されている可能性があります。プロキシサーバーの設定を確認するには、インターネットエクスプローラーの[インターネットオプション]-[接続タブ]-[LANの設定]を選択してください。選択すると、以下のようなローカルエリアネットワーク(LAN)の設定画面が表示されます。


プロキシサーバーの設定画面

このプロキシサーバーのアドレスとポートが変更されていないかどうか確認してください。プロキシサーバーの設定が必要かどうかやプロキシサーバーのアドレスやポート番号がわからない場合は、ネットワークの管理者にお問い合わせください。


今回は、インターネットに繋がらなくなった場合の対処方法をご紹介しました。突然、パソコンがインターネットに繋がらなくなってしまった時は、IT活用 ~トラブルシューティング編~3.インターネットに繋がらなくなったと併せて、今回ご紹介した対処方法をもう一度確認してみてください。
次回は、無線LANが使えなくなった場合の対処方法をご紹介します。

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IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~ 目次


1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった


3.無線LANが使えなくなった

IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~


いつものようにパソコンを立ち上げ、インターネットを使おうとした時に、以前までは何の問題もなく使えていた無線LANが、いつの間にか使えなくなってしまったという経験はありませんか。

ケーブルを気にせずにインターネットが利用できるため、離れた場所に置いてあるパソコンや簡単に持ち運びのできるノートパソコンで無線LANを使っているという人も多いと思います。大変便利な無線LANですが、無線LANが使えなくなってしまった場合、何が原因で使えないのか特定することは困難です。突然無線LANが使えなくなってしまった場合は、以下のことを確認してください。


1.無線LAN機器の電源を確認する

無線LANが使えなくなってしまった場合、まずはIT活用 ~トラブルシューティング編~3.インターネットに繋がらなくなったでご紹介した内容を確認してください。ちょっとした見落としで無線LANが使えなくなっている可能性もありますので、もう一度確認してください。



2.無線LANの親機(アクセスポイント)を確認する

無線LANをパソコンで使用するためには、親機となるアクセスポイントが必要です。アクセスポイントの電源が入っていることを確認してください。また、アクセスポイントが誤作動を起こしてしまい、無線LANが使えなくなっている可能性もあります。一度アクセスポイントの電源を抜いて、差し直してみてください。しばらく時間をおいた後で、もう一度無線LANが使えるかどうか確認してください。

アクセスポイントが起動しているかどうか確認するには、[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワーク接続]を選択し、使用するネットワーク接続を選択してください。選択すると以下のようなアクセスポイントの一覧画面が表示されます。既にアクセスポイントに接続している場合、通信状態が表示されますので、[ワイヤレスネットワークの表示]ボタンを押してください。Widnows Vistaを使用している場合、[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]-[ネットワークに接続]を選択するとアクセスポイントの一覧画面が表示されます。アクセスポイントの一覧画面に、使用するアクセスポイントの情報が表示されることを確認してください。


アクセスポイントの一覧画面

Windows XPを使用している場合、以下のような画面が表示される場合があります。その場合は、[スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を開き、表示されるサービスの一覧からWireless Zero Configurationを選択して開始してから、使用するアクセスポイントの情報が表示されることを確認してください。


ワイヤレス接続のエラー画面

アクセスポイントが表示されない場合、アクセスポイントの電波強度が弱い、もしくは同じ周波数帯を使用する電子レンジ等の機器から干渉を受けている可能性があります。アクセスポイントとの距離を近づけてから、もう一度確認してください。

アクセスポイントとの距離を近づけても表示されない場合はアクセスポイントの設定が変更された、もしくはアクセスポイントが故障している可能性があります。ネットワークの管理者かアクセスポイントのサポートセンターにお問い合わせください。


3.パスワードを確認する

アクセスポイントには不特定多数の人から利用できないように認証するためと、パソコンとアクセスポイント間の通信を暗号化するためにパスワードが設定されていることがあります。アクセスポイントのパスワードが変更されている可能性もありますので、使用するアクセスポイントのパスワードが正しいかどうかを確認してください。

また、認証と暗号化にはいくつかの種類があります。上記のアクセスポイントの一覧画面から、[詳細設定の変更]-[ワイヤレスネットワーク]タブを選択し、優先ネットワークに表示されるアクセスポイントを選択して、[プロパティ]ボタンを押すと、以下のような画面が表示されます。ネットワーク認証とデータの暗号化が、アクセスポイントに設定されている情報と一致していることを確認してください。Windows Vistaを使用している場合、[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]-[ワイヤレスネットワークの管理]を選択し、アクセスポイントを選択するとプロパティ画面が表示されますので、[セキュリティ]タブを選択して、同様に確認してください。


ネットワークのプロパティ画面

アクセスポイントに設定されているパスワードが分からない、認証と暗号化の種類が分からないといった場合は、ネットワークの管理者にお問い合わせください。


4.アクセスポイントの設定を確認する

パソコンからアクセスポイントへの接続に成功した場合、アクセスポイントの情報がパソコンに保存されます。パソコンからアクセスポイントが発見できた場合に自動的に接続したり、優先順位の高いアクセスポイントを発見した場合に自動的にそのアクセスポイントに接続するように設定されていることがあります。

アクセスポイントの設定を確認するため、上記のアクセスポイントの一覧画面から、[詳細設定の変更]-[ワイヤレスネットワーク]タブを選択し、以下のような画面を表示してください。優先ネットワーク内に表示されるアクセスポイントの中から、使用するアクセスポイントが最上位になっていることを確認してください。電波強度の弱いアクセスポイントが上位に設定されていると正常にアクセスポイントに接続できませんので、適切に設定してください。Windows Vistaを使用している場合、[スタート]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]-[ワイヤレスネットワークの管理]を選択すると、パソコンに保存されているアクセスポイントの一覧が表示されますので、同様に設定してください。


ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ画面



5.ドライバを最新にする

ここまでの確認を行っても無線LANが使えない場合は、無線LAN機器のドライバを更新すると、無線LANが使えるようになる可能性があります。ドライバとはパソコンに機器を認識させ、使えるようにするためのソフトウェアです。無線LAN機器のメーカーやパソコンのメーカーがホームページでドライバをダウンロードできるようにしている場合があります。

使用している無線LAN機器のドライバがダウンロードできる場合は、最新のドライバをダウンロードし、パソコンにインストールされているドライバを一旦削除してから、再度インストールし直してください。


ここまでの確認を行っても無線LANが使えない場合は、ネットワークの管理者かパソコンのサポートセンターにお問い合わせください。今回は無線LANが使えなくなった場合の対処方法をご紹介しました。突然、無線LANが使えなくなってしまった時は、今回ご紹介した対処方法をもう一度確認してみてください。
次回は、パソコンが反応しなくなった場合の対処方法をご紹介します。

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IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~ 目次


1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった


4.パソコンが反応しなくなった 中級編

IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~


パソコンを使って作業を行っていると、突然パソコンが反応しなくなることがあります。マウスを動かしたり、キーボードを押しても反応しなくなるので、諦めて電源ボタンを押して電源を落としてしまいがちです。

しかし、パソコンを正常に終了せずに電源を落としてしまうと、データを保存するために高速に動いているハードディスクが突然止まってしまうため、データの不整合や物理的な障害が発生する可能性があります。
パソコンが反応しなくなった場合は、以下のことを確認してください。

1.パソコンの状態を確認する

パソコンが反応しなくなった場合、まずはIT活用 ~トラブルシューティング編~2.パソコンが反応しなくなったでご紹介した内容を確認してください。ちょっとした見落としでパソコンが反応しないように見えている可能性もありますので、もう一度確認してください。


2.タスクマネージャを確認する

Windows上で実行されているアプリケーションはWindowsタスクマネージャで確認することができます。また、パソコンにどのくらい負荷がかかっているのか、ネットワークがどのくらい使用されているのかなどの状態を確認することができます。ここではパソコンの状態を確認するのに役に立つ、Windowsタスクマネージャの使い方をご紹介します。

Windowsタスクマネージャを開くには、キーボード上のEscキー、Shiftキー、Ctrlキーを同時に押してください。

以下では、Windowsタスクマネージャの各タブでどのような情報を確認することができるのか、ご紹介します。

・アプリケーション
アプリケーションタブは、パソコンで実行しているアプリケーションの一覧が表示され、各アプリケーションの実行状態を確認することができます。新しくアプリケーションを実行したり、動作しているアプリケーションを終了すると、一覧画面も変更されます。


アプリケーションタブ画面

アプリケーションを選択状態にして右クリックすると以下のようなメニューが表示されます。プロセスの表示を選択するとプロセスタブに移り、選択したアプリケーションを実行しているプロセスを選択された状態で表示することができます。


アプリケーションのメニュー画面


・プロセス
プロセスタブは、パソコンで実行されているプログラムの一覧が表示されます。パソコンが動作する上で重要なプログラムもありますので、むやみに変更すると致命的な状態に陥ることもありますので、ご注意ください。
表示されているプログラムを選択し、プロセスの終了ボタンを押すと選択したプログラムを終了することができます。アプリケーションタブでタスクの終了ボタンを押しても、反応のないアプリケーションでも終了させることができます。


プロセスタブ画面

プロセスを選択状態にして右クリックし、優先度の設定を選択状態にすると以下のようなメニューが表示されます。


プロセスのメニュー画面

普段パソコンを使って実行するアプリケーションは通常状態で実行されていますが、アプリケーションの優先度を高くしたり、低くしたい場合は変更することができます。
ただし、プロセスの優先度をリアルタイムに設定してしまうと、パソコンの資源がそのプロセスに集中してしまい、パソコンを思うように操作できなくなる可能性がありますので、注意してください。


・サービス(Windows Vista)

サービスタブは、パソコンで実行可能なサービスの一覧が表示されます。サービスとは、パソコンを便利に使えるようにするために自動的に実行されるプログラムです。サービスボタンを押すと、サービス一覧画面が開き、サービスの起動や停止を行うことができます。


サービスタブ画面

Windows XPを使用している場合は、サービスタブは表示されません。Windows XPでサービス一覧を見るには、[スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]と選択すると、サービス一覧画面が表示されます。


・パフォーマンス

パフォーマンスタブは、パソコンの今のパフォーマンスが表示されます。CPUの使用率やPF(ページファイル)の使用量を確認することができます。CPUが100%付近まで使用され、その状態が長く続いているとパソコンの反応が遅くなったように感じたり、パソコンが反応しなくなったと感じることがあります。パソコンが反応しなくなった場合、その原因を突き止めるための判断材料として使用することができます。


パフォーマンスタブ画面


・ネットワーク

ネットワークタブは、パソコンが使用しているネットワークの使用率が表示されます。インターネットを利用していて、パソコンが反応しなくなった場合、ネットワークが機能しているのかどうかを確認することができます。パソコンに有線LANと無線LANなど、2つ以上のネットワーク機器が付属している場合は、下部のアダプタ一覧で表示を切り替える必要があります。


ネットワークタブ画面


・ユーザー

ユーザータブは、パソコンにログインしているユーザーが表示されます。管理者権限でログインしている場合は他のユーザーをログオフさせることが可能です。管理者権限のないユーザーでログインして、Windowsタスクマネージャのユーザータブを開いても、管理者のログイン状態は見ることができません。


ユーザータブ画面

また、ユーザータブでは他のユーザーに対してメッセージを送信することも可能です。メッセージを受け取ったユーザーがログインすると、画面上に以下のようなダイアログが表示され、受信したメッセージが表示されます。


メッセージダイアログ


今回はパソコンが反応しなくなった 中級編として、Windowsタスクマネージャを使用してパソコンの状態を確認する方法をご紹介しました。突然、パソコンが反応しなくなってしまった時は、電源ボタンを押して電源を落としてしまう前に、IT活用 ~トラブルシューティング編~2.パソコンが反応しなくなったでご紹介した方法と併せて、今回ご紹介したWindowsタスクマネージャを使用してパソコンの状態を確認してみてください。
次回は、周辺機器が使えなくなった場合の対処方法をご紹介します。

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IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~ 目次


1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった


5.周辺機器が使えなくなった

IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~


いつも使用している外付けのDVDドライブやデジタルカメラなどの周辺機器をパソコンに接続した時に、普段なら何の問題もなく使える周辺機器が、突然使えなくなってしまったという経験はありませんか。

パソコンが普及するにつれ、パソコンと接続して使用できる様々な種類の周辺機器が販売されるようになりました。大変便利に使える周辺機器ですが、突然使えなくなってしまうと作業の手が止まってしまうこともあります。周辺機器は色々なメーカーから様々な種類が販売されているため、万能な解決方法はありません。しかし、周辺機器がパソコンでどのように認識されているのか確認できれば、対処できる可能性があります。
突然、周辺機器が使えなくなった場合は、以下のことを確認してください。



1.周辺機器とパソコンの接続を確認する

普段使用している周辺機器が使用できなくなった場合、まずは、周辺機器の電源が入っていることを確認してください。
周辺機器の電源が入っていることが確認できたら、パソコンとの接続部分を確認してください。ケーブルが外れていたり、接続がゆるくなっていないか確認してください。



2.周辺機器のデバイスドライバを確認する

周辺機器の電源やパソコンとの接続に問題がない場合、周辺機器のデバイスドライバを確認してください。デバイスドライバとはパソコンに周辺機器を認識させ、使えるようにするためのソフトウェアです。デバイスドライバをインストールしなくても使える周辺機器もありますが、インストールが必要な場合は周辺機器の付属CDに入っていたり、販売元のメーカーのホームページからダウンロードすることができます。

パソコンにインストールされているデバイスドライバが破損している可能性もありますので、デバイスドライバを用意して、パソコンに再度インストールしてください。デバイスドライバのインストール方法は、3.デバイスマネージャで確認するを参考にしてください。

また、Windowsの更新の影響で周辺機器が使えなくなってしまった可能性もあります。そのような場合は、周辺機器の販売元のメーカーのホームページに新しいデバイスドライバが公開されていないかどうか確認してください。デバイスドライバが公開されている場合は、新しいデバイスドライバをパソコンにインストールしてください。デバイスドライバのインストール方法は、3.デバイスマネージャで確認するを参考にしてください。


3.デバイスマネージャで確認する

パソコンで周辺機器が使用できない場合、周辺機器を動作させるデバイスドライバが正しく動作していない可能性があります。周辺機器がパソコンに認識されているかどうか確認するため、デバイスマネージャを開いてください。デバイスマネージャを使うとパソコンの重要な情報を変更することができますが、むやみに情報を変更するとパソコンに重大な問題が発生する可能性がありますので、注意してください。

デバイスマネージャを開くには、[スタート]-[コンピュータ]、または、[スタート]-[マイコンピュータ]を右クリックして管理を選択し、コンピュータの管理画面からデバイスマネージャを選択してください。選択すると、以下のようなデバイスマネージャ画面が表示されます。


デバイスマネージャ画面

デバイスマネージャ画面にはパソコンに接続されている機器の一覧が表示されますので、使用する周辺機器が認識されていることを確認してください。周辺機器の詳細な情報を確認する場合は、表示されている各機器を右クリックして、プロパティを選択してください。選択すると、以下のような各機器のプロパティ画面が表示され、機器の詳細な情報を確認することができます。


機器のプロパティ画面

周辺機器の情報が以下のようなエクスクラメーションマーク付きで表示されている場合は、周辺機器が正しく認識されていません。正しく認識させるには、デバイスドライバをインストールし直す必要があります。


認識されていないデバイス

デバイスドライバをインストールするには、機器のプロパティ画面でドライバタブを選択してください。選択すると、以下のような画面が表示されます。


機器のプロパティ画面のドライバタブ

ドライバの更新ボタンを押すと、以下のようなドライバソフトウェアの更新画面が表示されますので、適切なデバイスドライバをインストールしてください。インターネットを利用してデバイスドライバをインストールする場合は、[自動的に更新されたドライバ ソフトウェアを検索します]を選択してください。また、パソコンに保存しているデバイスドライバをインストールする場合は、[コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します]を選択してください。


ドライバソフトウェアの更新画面

周辺機器のデバイスドライバをインストールし直しても、周辺機器を使えない場合は周辺機器が故障している可能性があります。周辺機器の販売元のメーカー、もしくは、パソコンのメーカーにお問い合わせください。

今回は周辺機器が使えなくなった場合の対処方法として、デバイスマネージャを使ってパソコンと周辺機器の状態を確認する方法をご紹介しました。突然、周辺機器が使えなくなってしまった時は、今回ご紹介した対処方法を確認してください。
次回は、パソコンが突然終了してしまった場合の対処方法をご紹介します。

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IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~ 目次


1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった


6.パソコンが突然終了してしまった

IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~

普段からパソコンを使って作業を行っていると、突然パソコンの画面が真っ青な背景と白い文字が表示される画面に切り替わり、再起動してしまうという経験はありませんか。

真っ青な背景と白い文字が表示される画面はブルースクリーンと言われるもので、Windowsを使用しているパソコンに重大なエラーが発生した際に表示されます。ブルースクリーンが表示されるとマウスやキーボードを押しても反応しないため、パソコンの電源を落として再起動することも多いと思います。ごく稀にしかブルースクリーンが表示されないうちは問題ないかもしれません。しかし、頻繁にブルースクリーンが表示されるようになってしまうと、パソコンを使った作業に支障をきたしてしまいます。

ブルースクリーンにはエラーの発生原因が表示されているので、その発生原因に応じて適切に対処する必要があります。パソコンを使っていて、ブルースクリーンが表示された場合は以下の対処方法を確認してください。注意点として、エラーの発生原因によっては、パソコンが起動しなくなってしまう可能性があります。パソコンが起動しているうちに、パソコンに保存されている重要なデータはバックアップしておくようにしましょう。


1.パソコンの設定を確認する

使用しているパソコンによっては重大なエラーが発生した場合、自動的に再起動するように設定されていることがあります。そのため、エラーの発生原因を書き留める前に再起動してしまい、発生原因が分からなくなってしまう可能性があります。

ブルースクリーン上にも白い文字で書かれていますが、使用しているパソコンで初めてブルースクリーンが表示された場合は再起動してください。再起動後、再度ブルースクリーンが発生した場合、エラーへの対処が必要です。ブルースクリーンに表示されているエラーの発生原因を把握するため、自動的に再起動しないように設定しておきましょう。

自動的に再起動しないよう設定するには、[スタート]-[マイ コンピュータ]を右クリックしてプロパティを選択する、もしくは、[スタート]-[コンピュータ]を右クリックしてプロパティを選択し、システムの詳細設定を選択すると、以下のようなシステムのプロパティ画面が表示されます。


システムのプロパティ画面

システムのプロパティ画面の詳細設定タブを開き、起動と回復の設定ボタンを押すと、以下のような起動と回復画面が表示されます。この起動と回復画面の自動的に再起動するにチェックが入っている場合はチェックを外してください。


起動と回復画面


2.エラーの発生原因を確認する

パソコンを使っていて、突然以下のようなブルースクリーン画面が表示された場合は、表示されているエラーの発生原因を確認してください(以下のブルースクリーン画面はあくまで一例ですので、エラーの発生原因によって表示される内容も異なります)。ブルースクリーン画面の赤い枠で囲まれた部分がエラーの発生原因を表していますので、忘れないようにしてください。


ブルースクリーン画面の一例

エラーの発生原因を確認したら、パソコンの電源ボタンを長押ししてパソコンを再起動してください。パソコンが起動できなくなってしまった場合、IT活用 ~トラブルシューティング編~1.パソコンが起動しなくなったを参考に、パソコンがセーフモードで起動するかどうか確認してください。セーフモードで起動できない場合、キーボード、マウス、ディスプレイだけをパソコンに接続した最小構成の状態で、起動してみてください。

最小構成の状態で起動しない場合はパソコンのハードウェアもしくはソフトウェアに重大な問題が発生している可能性がありますので、サポートセンターにお問い合わせください。


3.エラーの発生原因へ対処する

ブルースクリーンに表示されたエラーの発生原因を明らかにするため、インターネットエクスプローラなどを使用して、2.エラーの発生原因を確認するで確認したエラーの発生原因をMicrosoftのホームページを利用して調べてください。同様な事象が他のパソコンでも発生している場合、有益な情報が存在している可能性がありますので、それらの情報を参考にして対処するようにしてください。対処方法によってはシステムの重要なファイルを変更する場合もありますので、ご自身の責任で行うようにしてください。

頻繁にブルースクリーンが表示されてしまい、その度にエラーの発生原因が異なるような場合、BlueScreenViewというソフトウェアを使用することで、以下のように過去に発生したブルースクリーンのエラーの発生原因を確認することができます。BlueScreenViewNirSoft社によって提供されているフリーのソフトウェアです。起動すると、パソコンに保存されているエラーの発生原因を記録したファイルの情報を収集し、その内容を一覧表示してくれます。詳細な使い方はNirSoft社のホームページを参考にしてください。


BlueScreenView画面

BlueScreenViewでは、どのデバイスドライバファイルでエラーが発生したのかを表示することもできます。Microsoftのホームページでエラーの発生原因を検索しても的確な対処方法が見つからなかった場合、解決の手掛かりになる可能性がありますので、活用してください。

エラーの発生原因への対処方法が分からない、責任が持てないといった場合は、サポートセンターにお問い合わせください。

今回、IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~として、パソコンに関するトラブルを解決するための手掛かりを得る方法をご紹介しました。IT資産を活用した業務でトラブルが発生した場合は、IT活用 ~トラブルシューティング編~とともに、IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~を是非、お役立てください。

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IT活用 ~トラブルシューティング 中級編~ 目次


1.パソコンから異音が出るようになった
2.インターネットに繋がらなくなった 中級編
3.無線LANが使えなくなった
4.パソコンが反応しなくなった 中級編
5.周辺機器が使えなくなった
6.パソコンが突然終了してしまった


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